ひろゆき、ホリエモンは本当に「鋭い」のか? 普通の話を“賢そう”に見せるズルい話術
誤魔化さないよう注意すべきキーワード
その言葉を聞くと、この人は予想を当てたのだと勘違いしてしまうかもしれませんが、“想定”は何十通りでも何百通りでもしておいていいもの。つまり100の予想を立てたうちの1つが当たれば、99の予想が外れていたとしても「想定の範囲内」になるわけで、これもべつになにもすごいことではありません。
類似のパターンで言うと「可能性がある」という言葉も、実質的にほぼ中身のない“どうとでも言える表現”です。
例えば「僕なら○○できる可能性がある」と自信満々に言われたら、高確率で達成してくれると信じ込んでしまう人もいるでしょう。ですが実際には99%無理で1%しか成功確率がなくても、可能性が1%あるからこの発言はウソにならないわけです。
■弁が立つ人のズルい話術
みなさんのまわりにも、会社の上司や先輩や同僚、もしくは友人や知人や恋人などで、曖昧表現でごまかしつつ、当たり前のことやたいして中身がないことを、さも説得力があるように話す“口がうまい人”がいるのではないでしょうか?
思い返してみてください。弁が立つ人物から、なにか指摘されて言い負かされたもののなぜか納得できなかったことや、なにか説得されて言いくるめられたもののどこか腑に落ちなかったことはないでしょうか。
そういった口がうまい論客タイプは、最初から結論ありきでそこに相手の思考を誘導するように話を展開したり、自分の都合の悪い結論に至らないように逆算して言葉を選んだりしているもの。
ですから、なぜかその人物の思惑どおりに進みそうになっていたり、なにか相手の話に違和感を抱いたりしたときは、どういった言葉で語っていたかに注目してみてください。
その発言の核が曖昧な表現になっていたり、“想定内”や“可能性”のように便利に使える言葉で語っていたりしたなら、自分に有利になるように言いくるめようとしているとか、あなたを煙に巻こうとしているとか、そんな悪だくみをしているのかもしれません。


















