福島のクマは工場の窓から逃走…全国の市街地で異常出没する原因は生息域の変化のアリ
「人間が住む地域にはエサがあることを学んだクマが、市街地近くに生息することに慣れた可能性はあります。目的がエサなのか、何かを探している時に人と出くわし、驚かれると、興奮することもあり得ます。人に襲いかかった時点で興奮状態になっていて、そうなると手がつけられません。住宅地で木に登ってのんきに柿を食べているクマと、市街地を走り回っているクマとでは精神状態が違います」(環境省鳥獣保護管理室担当者)
6~7月はクマの繁殖期にあたり、行動範囲がさらに拡大し、遭遇するリスクが高まる。
「この時期、オスはメスを探して動き回ります。メスが子グマを連れていると、オスはメスを発情させるために子グマを殺そうとします。メスは子グマを守るため、逃げ続け、人里近くに下りてきます。繁殖活動が人の生活圏の近くで行われるようになった。まずは市街地周辺に生息するようになったクマをどうやって生息させないようにするか、生息しにくい環境に変えなければなりません。誘因物をなくし、すでに生息してくるクマは捕獲するしかなく、一気に解決するのは難しい」(鳥獣保護管理室担当者)

















