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フォトジャーナリスト・安田菜津紀さん<中>

二木 紛争地や貧困をテーマにされ続けていますが、それは高校時代のカンボジアでの体験がクロスしているのでしょうか。

安田 そうですね。私の場合、取材地とのかかわりは人との縁なのです。イラク、シリアのケースは、あしなが育英会が紛争などで親を失った子を世界各国から招いて行ったキャンプに参加して、1歳下のイラクの少年と知り合ったことがきっかけです。モスル出身の少年ですが、2007年に治安が悪化してシリアのダマスカスに避難しました。そこでシリアまで会いに行ったのです。その後、モスルに戻りますが、イスラム国がやってきたため今度はアルビールへ。そこで、今度はアルビールまで取材に行く。こうしてひとりの少年を通じてイラク、シリアと出合ったのです。

二木 ウガンダのHIVの子どもたちの取材のきっかけも人との縁ですか。

安田 親をエイズで失ったウガンダの少女が早稲田に留学していて、彼女と仲良くなったことがきっかけです。彼女のたくましさ、貪欲なまでの向上心はどこからくるのだろうか知りたくて、ウガンダを訪れたのです。

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