フォトジャーナリスト・安田菜津紀さん<中>

公開日:  更新日:

二木 紛争地や貧困をテーマにされ続けていますが、それは高校時代のカンボジアでの体験がクロスしているのでしょうか。

安田 そうですね。私の場合、取材地とのかかわりは人との縁なのです。イラク、シリアのケースは、あしなが育英会が紛争などで親を失った子を世界各国から招いて行ったキャンプに参加して、1歳下のイラクの少年と知り合ったことがきっかけです。モスル出身の少年ですが、2007年に治安が悪化してシリアのダマスカスに避難しました。そこでシリアまで会いに行ったのです。その後、モスルに戻りますが、イスラム国がやってきたため今度はアルビールへ。そこで、今度はアルビールまで取材に行く。こうしてひとりの少年を通じてイラク、シリアと出合ったのです。

二木 ウガンダのHIVの子どもたちの取材のきっかけも人との縁ですか。

安田 親をエイズで失ったウガンダの少女が早稲田に留学していて、彼女と仲良くなったことがきっかけです。彼女のたくましさ、貪欲なまでの向上心はどこからくるのだろうか知りたくて、ウガンダを訪れたのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    5億円の攻防へ 阪神「台湾の三冠王」王柏融獲得は苦戦必至

  2. 2

    桜田大臣に“助っ人”を雇い…安倍首相は海外逃亡の血税浪費

  3. 3

    毒づきがアダに…和田アキ子"平成ラスト紅白"落選は当然か

  4. 4

    森友問題の反省ナシ…昭恵夫人が公然と野党批判の“妄言”

  5. 5

    中日・根尾“14歳の冬”の悔恨と決意 野球一本に至る原体験

  6. 6

    メジャー目指す菊池雄星 金銭以外の“希望条件”が明らかに

  7. 7

    自粛期間終了? NEWS手越祐也が“六本木に再び出没”情報

  8. 8

    原爆Tシャツ、ナチス帽…「BTS」日本への“本格進出”は白紙

  9. 9

    中田翔は3年10億円 破格契約の裏に日ハムの“イメージ戦略”

  10. 10

    巨人が"第3捕手"と"右の代打"に年俸1.5億円ずつは本当か

もっと見る