銀行も騙された…融資で獲物を落とす“ホワイト反社”の手口

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■貸しや因縁の手口は今や昔

 この無防備な現状を踏まえると、反社からクレームを「受けたことがない」が86%に上ったのは“たまたま”かもしれない。いつ自分の会社がクレームをつけられた14%の側に転じても不思議はないだろう。

「不良品や従業員の対応の悪さに因縁をつけるような古典的なクレームもなくはありませんが、今はもっと巧妙化しています」と言うのは、弁護士の山口宏氏だ。

「反社はホワイト企業を装い、狙った企業に事業提携を持ちかけるのです。オファーを受けた企業は、商業登記簿謄本で反社チェックをするでしょう。しかし、警察の反社データベースに登録されている人物を代表にすることはなく、バレないように“化粧”をします。養子縁組や結婚・離婚などで姓を変えて、“別人”を装うのがひとつ。上場企業でなければ、ヒラの取締役は氏名の掲載のみで、住所は不掲載。住所が分からないと、住民票でのチェックもできません。そうやって“化粧”した上で、融資を持ちかけるのです」

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