《個人の全財産を田辺市にキフする》…紀州のドン・ファン「遺産13億円」元妻の取り分と市の使い道
「いごん 個人の全財産を田辺市にキフする」
手書きで記された「紀州のドン・ファン」の遺言書は「ホンモノ」と認められた。
2018年5月に死亡した和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん(当時77)が残した遺言書の効力が争われた訴訟で最高裁は先月30日、無効を訴えた親族側の上告を退ける決定をした。13億2000万円の全財産を市に寄付するとした遺言書の有効性を認めた2審判決が確定した。
田辺市で生まれた野崎さんは、貸金業や不動産、酒類販売業で財を成し、18年2月、元妻(30)と結婚。3カ月半後の5月、急性覚醒剤中毒で死亡した。野崎さんの会社の関係者が弁護士を通じて、遺言書を裁判所に提出したのは、同年8月。遺言書は13年2月8日付で白色の紙に赤ペンで記載され、署名、押印があった。
野崎さんは生前、市に1000万円以上を寄付し、その後も続ける意向を示していた。市は19年に野崎さんの遺産の受け入れを表明。これに対し、親族は20年4月、市を相手取って遺言書の「無効」を訴える民事訴訟を起こした。

















