FCAがルノーに経営統合提案で「技術の日産」が消える日

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 欧米自動車大手のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は27日、仏ルノーに経営統合を提案したと発表した。ルノーは日産自動車、三菱自動車との経営統合を目指しているが、FCAが加われば、4社の年間販売は約1500万台。独フォルクスワーゲンやトヨタ自動車の約1000万台を大きく引き離し、世界最大の自動車メーカーグループが誕生することになる。

 これだけスケールの大きい統合話なのに、株式市場はほとんど反応ナシ。27日の日産の株価は、先週末比7・2円高の747.8円で引けた。

「日産にとってのメリットが見いだせないため、好材料にはならなかった。FCA、ルノー、三菱ともパッとしない自動車メーカーが、日産に“オンブに抱っこ”とみているのです」(兜町関係者)

 FCAは、2014年に多額の債務を抱えていた伊フィアットが、経営破綻した米クライスラーを完全子会社化して誕生した。三菱は、燃費不正が発覚後、日産傘下で再建中。ルノーも収益や技術力で日産を頼りにしている。確かにどこもパッとしない。経済ジャーナリストの井上学氏が言う。

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