「餃子0円」で利益2倍 高円寺の居酒屋はどう儲けている?

公開日: 更新日:

 JR中央線・高円寺駅の高架下。18時前、開店を待って数人が扉の前に並ぶ一軒の店があった。看板を見ると、「餃子0円」の文字がある。どういうことなのだろうか。

 早速この「餃子処たちばな」で話を聞いてみた。

「うちはドリンク1杯につき、餃子1皿(5個入り)が無料になります。ドリンクはソフトドリンクでもOKで、会計のときにドリンクの杯数に応じて餃子の料金を引かせていただいています」と、店長の齋藤博史さん。餃子は通常1皿で税込み270円。5杯ドリンクを頼めば、これが5皿分無料になるということだ。ビールなら1杯税込み496円。ワンコインで餃子とビールを楽しめることになる。しかし、これで店の利益は大丈夫なのだろうか。

「店は15年前に餃子居酒屋としてオープンしたのですが、餃子0円を始めたのは9年ほど前。ちょうどその頃、売り上げが低迷していて、いろいろ試行錯誤した結果、たどり着いたのがこれでした。最初はレディースデーや餃子1皿100円デーなどのイベントで集客を試みていたのですが、なかなかうまくいかなかった。餃子100円のときには、飲み物が水だけで餃子10人前など頼まれてしまうと、赤字になってしまうんです。それが、あるとき1週間、餃子0円をやってみたら客が入り、それが1カ月になり、いつしか定番に。売り上げも利益も、多いときで以前の2倍ほどに上がったんです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三浦春馬さん“遺書”に記された孤独と苦心惨憺…鬱状態にも

  2. 2

    柔道金メダリスト内柴正人さん 第2の人生は“銭湯のオヤジ”

  3. 3

    三浦春馬さんに金銭を無心か…「母親の過去」と死の動機

  4. 4

    東出昌大は離婚で“焼け太り” 映画出演での快進撃が始まる

  5. 5

    三浦春馬「14年ギャラクシー賞」贈賞式ドタキャンの不可解

  6. 6

    和歌山県 仁坂吉伸知事に聞く「和歌山モデル」の全貌

  7. 7

    裏金作りにキャバクラ接待 鹿島建設は“組”時代と変わらぬ

  8. 8

    三浦春馬さん“前兆なき死”の謎…直前に何か物凄いことが?

  9. 9

    都会に住むとわからない…地方の“新型コロナ差別”の実態

  10. 10

    長谷川博己も沈黙…撮影再開「麒麟がくる」はまるで“通夜”

もっと見る