マックが「ごはんバーガー」発売 先行するモスとの違いは
炊いたコメを原材料とするバンズの商品を発売するのは初めてだ。
日本マクドナルドは28日、国産米を使ったバンズで挟んだ「ごはんバーガー」の3商品を2月5日からの期間限定で発売する、と発表した。
具材は定番メニューの「てりやき」「ベーコンレタス」「チキンフィレオ」を利用し、午後5時から閉店までの「夜マック」のメニューに追加する。価格は390円~410円。
同日、都内で開いた商品発表会で、下平篤雄副社長は「(18年3月以降、展開している)夜マック開始以降は、夜の客数が増加し、マックで夕ご飯という人も増えている。夕ご飯には、パンではなくお米という日本人ならではのニーズがある」と意気込みを語っていたが、コメを使ったハンバーガーと聞いて消費者が真っ先に思い浮かぶのは、先行しているモスフードサービスの「ライスバーガー」だろう。
同社は1987年から「モスライスバーガー(つくね)」の販売を始め、これまでに「やきにくライスバーガー」(90年)、「モスライスバーガー 五目きんぴら」(98年)、「モスライスバーガー 豚しょうが焼き」(99年)、「モスライスバーガー 豚しょうが焼き」(2000年)、「「モスライスバーガー ハヤシ(ヒレカツレツと玉子)」(03年)などの新メニューを相次ぎ投入。今も「モスライスバーガー海老の天ぷら」や「モスライスバーガー海鮮かきあげ」、「モスライスバーガー焼肉」(315円~417円+税)があり、ファンの人気も根強い。