Jスタイルズ 平渡淳一社長<1>カネが底つき留学を切り上げ

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 ワーキングホリデー経験者や留学経験者の就職支援と、飲食・サービス企業の海外展開コンサルを手掛けるJスタイルズ(東京都千代田区)は、2015年に創業。社長の平渡淳一は1971年生まれの、いわゆる“失われた世代”だ。

 一度は自己破産した彼の波乱の人生に迫る。

「留学資金は出せない。ウチは裕福じゃないから」

 日頃は温厚なサラリーマンの父親が、キッパリと言い放った。1990年春、明治大学法学部に合格したばかりの平渡は、「留学したい」と父に打ち明けたが、完全に拒絶されてしまう。埼玉県草加市の自宅でのワンシーンだった。両親は共に栃木県足利市の出身。苦労しながら平渡と妹を育てていた。教育には熱心で、小学校に上がったばかりの長男を近所の英語塾に通わせる。

「月謝が安い割に楽しかった。私が英語を好きになるきっかけでした」

 やがて洋楽好きに転じていく。ブライアン・アダムスを愛し、マドンナ、マイケル・ジャクソン、カルチャー・クラブ、プリンスを聴きまくる。高校(市川学園)時代、「カーマは気まぐれ」を暗唱。合コンのカラオケでは、字幕を見ずにボーイ・ジョージそっくりの振り付けで歌うと、山脇など、お嬢さま系女子高生から喝采を浴びた。

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