中西文行
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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

新型肺炎で消費低迷…市場は迷いに満ちた「三界火宅」状況

公開日: 更新日:

 総務省の12月の家計調査(2人以上の世帯)によると、1世帯当たり消費支出は32万1380円。実質で前年同月比4・8%減と3カ月連続のマイナスだった。

 12月は新型肺炎の影響を受けていないが、1月以降は中国の新型肺炎が世界へ感染した。徴用工問題の韓国人に続いて訪日中国人も激減し、国内消費に大きな影響が出始めている。

 新型肺炎の影響が顕在化し始める1月以降の景気ウオッチャー調査(調査期間は毎月25日から月末まで)を警戒したい。

■証券会社のセミナーも中止に

 すでに2月7日、米連邦準備制度理事会(FRB)は、半年に1度議会に提出する金融政策報告書で「その経済規模ゆえに、中国での深刻な機能不全は、リスク選好の後退やドルの上昇、貿易およびコモディティー(商品)価格の落ち込みを通じ、米国や世界の市場に波及する可能性がある」と説明。新型肺炎は米経済見通しへの「新たなリスク」で、世界市場を混乱させる恐れがあると警告した。

 新型肺炎の経済への影響が見通せないためか、野村証券や大和証券などは2月から3月に開催予定の投資家向けセミナーを中止した。専門家でも先が見えない「三界火宅」状況で、株式投資なら、リスク回避で短期トレードに徹したい。

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