小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

SBI“第4のメガバンク構想” 清水と筑邦に出資比率3%の事情

公開日: 更新日:

 SBIホールディングスは18日、静岡県を地盤とする清水銀行と資本提携すると発表した。SBIが進める「第4のメガバンク構想」の一環で、島根銀行、福島銀行、筑邦銀行に続く第4弾となる。この4行の構想参加にある地銀幹部は「経営不振地銀の駆け込み寺のようになり始めましたね」と冷ややかな視線を投げかける。

「第4のメガバンク構想」は、SBIが過半を出資して持ち株会社を設立し、そこに全国の地銀やベンチャーキャピタル、運用会社などが出資して協力関係を築く。持ち株会社は参加する地銀などの業務システムやフィンテックなどのインフラや資産運用の受託ほか、人材の供給、マネーロンダリングの対応など幅広い商品・サービスを提供する、いわば「プラットフォーム」と言っていい。

 SBIの北尾吉孝社長は、「共同出資会社は当初、100億円程度の払込資本を運用原資に、2月中には設立したい」と語っている。しかし、これまでの参加銀行の顔ぶれを見る限り、「第4のメガバンク」という名前に比して、力不足の感は否めない。

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