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いや~、株式市場は世界的に大荒れである。2月第4週(24~28日)のNYダウは3583ドル安、下落率は12%を超え、2008年9月のリーマン・ショック以降、最大の暴落となった。
ちなみに、この下落率は01年9月の同時多発テロ(14%)、1987年10月のブラックマンデー(13%)の惨状に匹敵する。
何が起こったのか。マーケット関係者は「新型コロナウイルスの拡散によって、人と物の動きがストップ。世界経済に打撃を与える」と危惧している。
これが主因であることは間違いない。ただ、今回のNY市場は“複合暴落”だろう。すなわち、11月の大統領選挙における民主党候補に社会主義者のサンダース氏が浮上。ウォール街がこれをイヤ気した(サンダース・ショック)面があろう。
さらに、VIX(恐怖指数)が40ポイント台に急騰。リスクパリティー(機械的に株式などのリスク資産を圧縮する)が発動された。要するに、システム売買による下げである。