小林佳樹
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小林佳樹金融ジャーナリスト

銀行・証券・保険業界などの金融界を40年近く取材するベテラン記者。政界・官界・民間企業のトライアングルを取材の基盤にしている。神出鬼没が身上で、親密な政治家からは「服部半蔵」と呼ばれている。本人はアカデミックな「マクロ経済」を論じたいのだが、周囲から期待されているのはディープな「裏話」であることに悩んで40年が経過してしまった。アナリスト崩れである。

「平成の後白河法皇」の異名…ウシオ電機会長がついに退任

公開日: 更新日:

 小泉純一郎首相以来の歴代政権を陰で支え、「平成の後白河法皇」と呼ばれたウシオ電機の牛尾治朗会長(89)が先週12日、取締役相談役に退いた。

■「ここ1年は杖をつかれ……」

 創業者として50年以上にわたり経営の第一線で活躍した牛尾氏だが、「ここ1年は杖をつかれ、介護するお付きが必要なほど体調を崩されていた。健康上の理由から相談役に退いたものと思う」と牛尾氏をよく知る財界幹部は語る。

 牛尾氏は、1953年に東大法学部を卒業し、外国為替専門銀行であった東京銀行(現三菱UFJ銀行)に入行、カリフォルニア大学バークレー校大学院に留学した後、退社して家業を受け継ぎ、64年にウシオ電機を創業した。28歳で経済同友会に入会し、69年には日本青年会議所会頭に就くなど、若い頃から論客で鳴らした。「青年会議所会頭時代には財界の老害批判を展開したほか、米国留学の経験から市場経済を重視し、規制緩和を訴えた」(先の財界幹部)という。

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