重道武司
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重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

東芝、パナソニック…家電王国を支えた工場が相次ぎ閉鎖へ

公開日: 更新日:

 かつて世界を席巻した日本の家電産業の「礎」ともいえる工場が来年9月末で相次いで姿を消す。東芝の深谷事業所(深谷市)とパナソニックの岡山工場(岡山市)だ。グローバル化やデジタル化などによる競争環境の変化についていけず、地盤沈下を食い止められなかった業界の縮図ともいえそうだ。

 東芝の深谷事業所は1965年に日本初のカラーテレビ専門工場として操業を開始。69年にはブラウン管工場も稼働し、東芝グループの映像・電子デバイス事業の中核拠点としての役割を担った。

 しかし2010年以降は構造調整に追われ、東芝自身も12年、テレビの国内生産からの撤退を決定。18年にはテレビ事業そのものも中国の家電大手、海信集団(ハイセンス)に売り渡した。この間、深谷事業所は航空機の操縦室用モニターに使うブラウン管などの製造を継続してきたが、新型コロナ禍によりその需要も低迷。来年3月末で生産を打ち切り、同9月末に事業所も閉鎖する。

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