一部納車は来年?ホンダ新型ヴェゼルがいま大人気なワケ

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ホンダ ヴェゼル(車両価格:\2,279,200/税込み~)

「いまご注文いただいても納期はプレイが来年5月、ZやXグレードが今年の秋になります」(ホンダディーラー)

 4月に発売されたコンパクトSUVの新型ホンダ ヴェゼルの話だ。2月の情報公開ネタだけでも自分のYouTubeがヒットし、人気っぷりが予想できていたが、まさかほぼ1年待ちとは。

 初代ヴェゼルは2013年に発売され、翌年から国内で3年連続SUV販売No.1に輝いた人気モデル。

 だがそれ以降はトヨタC-HRやヤリスクロス、日産キックス、マツダCX-30など強力ライバル続出。2代目がどこまで強さを発揮するかと思っていたが、予想外の磐石ぶり。

 秘密は実車に乗ってわかった。ホンダ車としては前例にないレベルで全域進化しているのだ。

スタイリングは“ホンダ勝利の法則”からガラリ一変

 特に驚いたのはスタイリング。初代の抑揚あるデザインを捨て、水平基調でなおかつ塊感のあるクリーンデザインに大変貌。これはかなり意外で、これまでホンダはヒット作の続編を必ずキープコンセプトで仕上げてきた。90年代の2代目オデッセイや2000年代の2代目フィットにしろ、初代のブラッシュアップ型デザインで登場したのだ。それがかつてのホンダの勝利の法則だった。しかしヴェゼルは違う。それだけに逆にホンダの本気っぷりがうかがえる。

 さらなる驚きはインテリアクオリティーだ。初代も内装マテリアルに質の高い人工皮革を多用し、200万円前後のSUVとは思えない上質感を演出していたが見事に進化。上級グレードはプライムスムースとファブリック生地のコンビシートを採用し、見た目も触感も「お値段以上」。ある意味、どこかのインテリアショップも顔負けの戦略で攻めている。

パワートレーンは新型フィットと同じ

 走りも同様だ。パワートレーンは新型フィットと同じ2モーター式ハイブリッドのe:HEVを初採用。1.5ℓエンジンをほぼ発電専用として使い、駆動をもう一つのモーターで行う、電動感が強いモノ。

 しかも今回フィットより電動スペックを上げて、最高出力が131ps、最大トルクが253Nmに。同時に駆動系のギア比を下げたこともあって、発進加速感は今までになく良好。アクセルを踏んだとたんに、スッとボディーが前に出るEV風の走り味を獲得した。

 同時にエンジンが止まっている時はもちろん、回っている時の静粛性もアップ。走りの質感は確実に上がっている。

 さらにヴェゼルは、一番下のグレードに1.5ℓガソリンエンジンも用意。価格はほぼ228万円からと手頃で、この点も魅力的。

 唯一の問題は納期だが、ホンダスタッフは「短くする方向で努力しています」とのこと。待たされるのはツラいがクルマがいいのは事実。気になる方はとりあえず商品を見にいっていただきたい。

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