腕時計の価値と価格は男心をくすぐる 投資としても人気だがバブルがはじけると…
腕時計の価値と価格を理解することはリテラシー向上になります。
時計を身に着ける原型は、機械式の懐中時計で高価な職人の手作りでした。
家1軒買えるほど高価だった時代もありますが、現在、懐中時計は人気がないため、当時の金無垢懐中時計がオークションで安価で買えます。
1969年にセイコーがクオーツ時計開発に成功し、時計業界に大ダメージを与えました。
腕時計は100円ショップでも売られ、「精度が高いことが価値」という価値観が崩壊しました。
クオーツデジタル時計の壊れにくさを最大化してヒットしたのがカシオの「G-SHOCK」です。
兵士が自分で購入したG-SHOCKを身に着けるほどの堅牢性です。
多機能もクオーツ時計の特徴です。
通信機能搭載など高機能という価値で価格を上げることにも成功しました。
90年以降、機械式腕時計が復活し、現在、高級時計のほとんどが機械式です。