サイゼリヤ 堀埜一成社長(1)小学生の時「頭の体操」を読み、ショックを受ける

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 イタリアンファミリーレストラン「サイゼリヤ」は、国内に1073店舗を展開する大手外食チェーンだ。

「おいしいのに安い」「コスパ最強」と評価する声が多い。その要因は、食品工場で調理・加工したうえで、店舗の厨房には包丁やガスコンロも置かず、オーブン、湯煎、IHヒーターなどで加熱、盛りつけて提供する効率的なシステムだからだ。

 サイゼリヤ社長の堀埜一成は、1957年2月生まれ。富山県氷見市出身。幼少の頃は虚弱児で読書好きだったという。

「親から贈られたファーブルの『昆虫記』が愛読書でした。小学校の高学年の頃、多湖輝の『頭の体操』を読みました。そこには『ここに黒い紙があります。これをとったら、その下には何が書いてあるでしょうか』という設問がありました。こんなアホな問題があるか、と答えを見たら、『何種類考えたかによって頭の柔らかさが決まります』とあった。子供心を傷つけられました」

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