有森隆
著者のコラム一覧
有森隆経済ジャーナリスト

早稲田大学文学部卒。30年間全国紙で経済記者を務めた。経済・産業界での豊富な人脈を生かし、経済事件などをテーマに精力的な取材・執筆活動を続けている。著書は「企業舎弟闇の抗争」(講談社+α文庫)、「ネットバブル」「日本企業モラルハザード史」(以上、文春新書)、「住友銀行暗黒史」「日産独裁経営と権力抗争の末路」(以上、さくら舎)、「プロ経営者の時代」(千倉書房)など多数。

旧村上ファンド(下)地銀の大株主に浮上 再編のカードは東京きらぼしFGか?

公開日: 更新日:

 旧村上ファンド系の投資会社、シティインデックスイレブンスが保有していた新生銀行の株式をすべて、SBIホールディングス(HD)に売却した。SBIHDが新生銀に対して実施した株式公開買い付け(TOB)に応じた。新生銀株を市場外の取引でSBIHDの子会社、SBI地銀HDにTOB価格の1株2000円で売った。

 SBIが市場価格より4割高い1株2000円で新生銀株のTOBを開始した2021年9月10日以降、シティは買い増し続け、12月1日時点で保有比率は9.16%まで高まった。シティは高値で売り抜け、一方、SBIは47.77%の新生銀株を保有し、新生銀を連結子会社に組み入れた。

 日本経済新聞電子版(22年1月12日付)は舞台裏をこう報じた。

〈21年11月17日。米国から帰国し14日間の自主隔離を終えたばかりの村上世彰は東京・日本橋の新生銀本店を訪れた。

「本気で北尾さん(北尾吉孝SBIHD社長)と対峙する覚悟があるなら、協力を惜しまない」。向き合ったのは、新生銀社長の工藤英之。大規模な自社株買いやホワイトナイト(白馬の騎士)を呼び寄せる可能性を尋ねたが、工藤からは前向きな回答は得られなかった〉

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小栗旬が米国に再移住を決めた裏に…“大好きな先輩”西島秀俊の些細なひと言

    小栗旬が米国に再移住を決めた裏に…“大好きな先輩”西島秀俊の些細なひと言

  2. 2
    プロ注目左腕の京都国際・森下瑠大 初戦3回4失点KOにニンマリの球団

    プロ注目左腕の京都国際・森下瑠大 初戦3回4失点KOにニンマリの球団

  3. 3
    巨人球団ワースト記録更新の8本目“満塁本塁打病”…ベンチで真っ青なコーチ2人の名前

    巨人球団ワースト記録更新の8本目“満塁本塁打病”…ベンチで真っ青なコーチ2人の名前

  4. 4
    有田芳生氏「統一教会は毎月1億円の『対策費』で『政治の力』に頼った」

    有田芳生氏「統一教会は毎月1億円の『対策費』で『政治の力』に頼った」

  5. 5
    小栗旬が竹内涼真に御立腹…「小栗会」のパシリにご指名か

    小栗旬が竹内涼真に御立腹…「小栗会」のパシリにご指名か

  1. 6
    六平直政さん「オレの髪がフサフサだった頃、唐十郎さんと長男・義丹と伊豆で撮った1枚は…」

    六平直政さん「オレの髪がフサフサだった頃、唐十郎さんと長男・義丹と伊豆で撮った1枚は…」

  2. 7
    山田優は第4子出産でも辻希美「ママタレ女王」の座は奪えない…アンチの存在がネックに

    山田優は第4子出産でも辻希美「ママタレ女王」の座は奪えない…アンチの存在がネックに

  3. 8
    旧統一教会と対峙する弁護士・ジャーナリストが受けた嫌がらせ…無言電話や尾行だけじゃない

    旧統一教会と対峙する弁護士・ジャーナリストが受けた嫌がらせ…無言電話や尾行だけじゃない

  4. 9
    猛暑もぶっ飛ぶ人気の「ホラー映画」ベスト3…堂々トップは邦画の金字塔だった!

    猛暑もぶっ飛ぶ人気の「ホラー映画」ベスト3…堂々トップは邦画の金字塔だった!

  5. 10
    旧統一教会は大打撃…「安倍元首相銃撃事件」以降に被害相談爆増し“正体隠し”通用せず

    旧統一教会は大打撃…「安倍元首相銃撃事件」以降に被害相談爆増し“正体隠し”通用せず