著者のコラム一覧
重道武司経済ジャーナリスト

1957年鳥取県倉吉市生まれ。84年フジサンケイグループ傘下の経済紙「日本工業新聞」(現フジサンケイビジネスアイ)の記者となり、千葉支局を振出しに鉄鋼、自動車、総合電機、財界、金融、エネルギー(電力・石油・ガス)などの業界を担当。2000年外資系通信社に転じた後、02年からフリーに。得意分野は通信社時代を含めて在籍足掛け7年にも及んだ日銀記者クラブ時代に人脈を培った金融。自動車業界にも強い。

岩崎通信機が東証プライムから「自主退散」した背景…「降格残留」表明は史上初

公開日: 更新日:
電話機メーカーとして創業し、今も主力事業…(岩崎通信機の公式HPから)

「『仮免』を与えられたにもかかわらず、正式な合格はムリとみて本試験受験を諦めたようなもの」

 投資家筋からはこんな声も上がる。

 情報通信機器メーカーの老舗、岩崎通信機が先週末、東証プライム市場の上場維持を断念すると発表した。7日付で東京証券取引所に改めてスタンダード… 

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