コーヒー豆も価格高騰で値上げ続々…庶民がチェーン店すら行けなくなる日

公開日: 更新日:

「かつてコーヒー1杯100円台後半だったベローチェの価格はドトールを上回り、だいぶ高くなった印象です。チェーン店にも気軽に入れない状況になりつつあります」(前出の経済ジャーナリスト)

 日常的に飲まれているコーヒーは、このまま高級品化してしまうのか。

「多くのチェーンは一般大衆に寄り添いたいという考えを持っていますが、一方で、値上げを断行しなければ会社が存続できなくなります。自民党だけでなく共産党までが最低時給1500円を訴えている中、もはや価格転嫁をしていくほかに生き残る術がありません」(消費経済アナリスト・渡辺広明氏)

 一部の値上げに対して、SNSでは〈便乗値上げ〉などの声も聞こえるが……。

「中には便乗値上げとみられるところもあると思われますが、現在はSNSですぐに発信、比較される時代です。明らかにおかしい価格で提供していたら、自然と客足は遠のき、淘汰されていくはずです」(渡辺広明氏)

 庶民はもはやコンビニなどのセルフコーヒーで我慢するしかないのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か