トランプ大統領「日本でアメ車が売れない」ボヤきのデジャビュ…非課税障壁でっち上げ“市場開放”要求のお門違い

公開日: 更新日:

 トランプ大統領が日本におけるアメ車の販売不振を理由に「市場開放」を求めるのは、第1次政権時とまったく同じ。デジャビュだ。

■非課税障壁はない

 トランプ氏が初めて大統領に就任した2017年の通常国会。4月の衆院経産委員会で野党議員が日米の自動車貿易を巡り「トランプ大統領は、米国車が日本で売れない理由は、日本独自の安全基準や検査手続きが障壁になっていると考えておられた」と指摘すると、世耕経産相(当時)は次のように答弁した。

「日本には自動車関税はなく、他の外国車とアメリカ車を別の扱いにしていることもない」「きちっとアメリカ側に説明していく必要がある」

 意気込みだけは十分だったが、「きちっと説明」したのかどうか。それとも「説明」を無視されたのか。8年経ってもトランプ大統領の頭の中には「非関税障壁」が染みついたままだ。

「ありもしない障壁を繰り返すのは、追加関税を課すための言いがかりに過ぎません。モータリゼーションの先駆けである米国にとって、車は“国力”の象徴のようなもの。トランプ氏にとっては国内向けの格好のアピール材料かつ日本に対米投資を促すディール材料なのでしょう」(井上学氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に