WOOC 阪谷泰之社長(1)就職氷河期に「再建中」の不動産会社に入社

公開日: 更新日:

 小学生時代はレスリングに打ち込み、千葉県の最優秀選手にも選ばれた。

自衛隊にはオリンピック候補選手がたくさんいるんですよ。父たちが『子供たちのレスリングチームをつくろう』と盛り上がって、私も引き込まれました。競技人口が少なかったので、全国大会などでいろんな場所に行けたのが楽しかったですね」

 特に印象に残っているのは、アメリカ人選手との対戦だった。

プロレスラーのザ・デストロイヤーがアメリカでレスリングチームをつくっていて、日本の大会に参加したんです。私はアメリカ人選手と対戦して勝ったのですが、試合後の彼らの態度が衝撃的でした。日本人だと負けたら泣いて悔しがって相手の顔も見ないようなことがあるのに、彼らは握手や称賛、Tシャツの交換までしてくれて。文化の違いを強く感じました」

 中学になるとレスリングは卒業し、サッカーに転向。そして東洋大学経営学部へと進学した。

「特に深い理由はなかったのですが、経済という大きな枠組みより、経営の方が現実的かなと思って選びました。実は単なる滑り止めだったんですけどね(笑)」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」