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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

米価は経済学の「神の見えざる手」を無視した価格形成で大丈夫なのか?

公開日: 更新日:

■いずれは元の水準に逆戻りか

 参院選を控え、与野党ともに人口の多い都市部の有権者にコメを値下げさせるとアピールしている。政府が意図的に再生産水準を割り込む水準に下落させた米価は、市場経済下では、いずれ元の水準に戻る公算がある。

令和のコメ騒動」と「食品の値上げ」で、6月以降、庶民は「選別消費」を強めるだろう。

「価格破壊」の100円ショップに来店者が増え、広義なインフレを抑制する要因ともなろう。

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