Sales Marker 小笠原羽恭社長(1)大学時代はプログラマーの競技会で準優勝

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 小笠原が通っていた国立の小学校は、勉強熱心な子どもが多かったが、小笠原はその中でもなんとか目立ちたいと考えた。

「先生が授業で質問しそうな内容を事前に推測して、みんなが答える前に発表するのが楽しかったですね。父のようなエンジニアになりたいと思うようになったのも、この頃です」

 地元の名門校に進学した後は、勉強よりもボウリング部の活動に注力。めきめきと実力をつけ、県大会にも出場したという。

 人生の転機となったのは大学受験だった。志望していた難関国立大学の情報工学部には届かず、都内の私立大学に進学。そこで小笠原は「就職で人生を逆転する」と決意する。

 目標に定めた就職先は、東大・京大生にも人気の高い野村総合研究所。自分に足りないものを見極め、人前で話す力を鍛えるためにモデルや飲食店のアルバイトに挑戦。ランウエーを歩いたり、注文を取りながら大きな声を出す練習を重ねた。

 大学では1年次からソフトウエア工学の研究室に所属し、夜遅くまでプログラミングに没頭。2年次には、プログラマーの競技会「ハッカソン」に参加し、準優勝。副賞として東京湾クルーズを獲得するなど、実力を発揮していった。

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