オリックス井上亮会長が関経連会長候補に浮上? プロ野球、3空港運営、IRと関西経済で存在感

公開日: 更新日:

 井上氏は2011年に社長になり、14年からグループCEOとしてグループを引っ張ってきた。でも、今年1月に社長の座を高橋英丈氏に渡し、会長になった。ということは、そろそろ経営の第一線から退いて、財界活動へ専念するのか?

 オリックスの株主や投資先には「井上氏は事業投資の判断は冷徹でも、やれば必ず成果を上げる。ぜひ、現役を続けてほしい」との声もある。本人もIRの完成やカタール投資庁との投資ファンドの成果は見届けたいだろうから、何かの形で残ってもおかしくない。

 関経連の次の会長はどうだ。松本正義会長は大阪・関西万博を成功させ、来年5月に交代すると目されている。空港もプロ野球もIRも「関西の顔」といえる事業だから、井上氏は適任だ。

 関経連会長には大阪の企業のトップがなってきた。オリックスも前身のオリエント・リースの本拠地は大阪市。いまは東京と2本社制を採っているが、おかしくはないね。

(構成=竜孝裕/ジャーナリスト)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市首相が招いた「対中損失」に終わり見えず…インバウンド消費1.8兆円減だけでは済まされない

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    「NHKから国民を守る党」崩壊秒読み…立花孝志党首は服役の公算大、斉藤副党首の唐突離党がダメ押し

  1. 6

    国民民主党でくすぶる「パワハラ問題」めぐり玉木雄一郎代表がブチ切れ! 定例会見での一部始終

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  3. 8

    男子バレー小川智大と熱愛報道のCocomi ハイキューファンから《オタクの最高峰》と羨望の眼差し

  4. 9

    長女Cocomiに熱愛発覚…父キムタクがさらに抱える2つの「ちょ、待てよ」リスク

  5. 10

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ