苦戦続きだった「RIZAP」業績急回復の裏で囁かれる“3度目の危機”とは?

公開日: 更新日:

「負ののれん」とは、純資産額より安い価格で企業を買った際に生じる、現金を伴わない帳簿上の利益だ。その後、業績悪化により19年からM&Aを凍結。印刷業者などシナジーの小さい事業を売却した。コロナ禍に見舞われたが、店舗の統廃合やオフィスの集約などで効率化を進め、21年度には一度は営業利益52億円を計上した。

 次なる一手として22年度から展開したのが無人のコンビニ型ジム「chocoZAP」だ。気軽に入れるジムとして支持を集め、わずか1年で会員数が100万人を突破した。しかし、直営主義を貫いたため出店費用が経営を圧迫。22年度には再び営業赤字に転落。自己資本比率は危険水域の10%を割り込んだ。創業以来、トップを務める瀬戸健氏にとって、2度目の経営難だった。

■SOMPOと資本業務提携契約

 そんなRIZAPに手を差し伸べたのがSOMPOホールディングスだ。24年、健康事業の拡大を狙うSOMPOは資本業務提携契約を結び、計300億円の巨額出資を発表。RIZAPの財務状況は改善した。だが、約1800店舗を展開するchocoZAPでは今後、FC展開も進める方針だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • トピックスのアクセスランキング

  1. 1

    高市首相側の関与はあったのか? 暗号資産「サナエトークン」が大炎上! 金融庁が調査を検討

  2. 2

    「イマーシブ・フォート東京」が2月末で閉鎖…マーケティング企業「刀」が「ジャングリア沖縄」成否へ正念場

  3. 3

    日銀の利上げに暗雲…米・イスラエルのイラン攻撃で日本で値上げラッシュが進む

  4. 4

    イラン戦争で「高市トレード」吹っ飛んだ! 日銀総裁答弁「展開次第で日本経済に大きな影響」の最悪シナリオ

  5. 5

    イラン攻撃が招く原油爆騰インフレの恐怖「サナエノミクス」で庶民への打撃拡大…それでも「利上げ」に反対なのか

  1. 6

    麻生太郎氏に「10月政界引退説」 派閥の「裏金疑惑」拡大で窮地…気づけば孤立無援

  2. 7

    「エプスタイン文書」が高市政権に飛び火 日本政府肝いりPTの重要人物にスポットライトで政策に暗雲

  3. 8

    永守重信ニデック名誉会長が辞任…経済界で響く「裸の王様」への警鐘

  4. 9

    原油より過熱する「LNG世界争奪マネーゲーム」の行方 “円安”日本は惨敗必至でインフレ地獄まっしぐら

  5. 10

    高市首相お決まりフレーズ「緊縮志向を断ち切る」は経済オンチの証し 専門家も「シロウト」と矛盾をバッサリ!

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    聖子&正輝の関係修復と健在ぶりに水を差す…沙也加さん元恋人による「踏み台発言」騒動の余波

  2. 2

    渋谷教育学園渋谷から慶大に進んだ岩田絵里奈を育てたエリート医師と「いとしのエリー」

  3. 3

    石川県知事選で現職の馳浩氏が展開した異様な“サナエ推し” 高市人気に丸乗りも敗北の赤っ恥

  4. 4

    「タニマチの連れの女性に手を出し…」問題視されていた暴行“被害者”伯乃富士の酒癖・女癖・非常識

  5. 5

    侍J山本由伸にドジャースとの“密約説”浮上 WBC出場巡り「登板は2度」「球数制限」

  1. 6

    1979年にオフコース「さよなら」がヒット! 無茶飲みしたのは20代前半

  2. 7

    NHK受信料徴収“大幅強化”の矢先に「解体を」の大合唱…チーフD性的暴行逮捕の衝撃度 

  3. 8

    “OB無視”だった大谷翔平が慌てて先輩に挨拶の仰天!日本ハム時代の先輩・近藤も認めるスーパースターの豹変

  4. 9

    和久田麻由子アナは夜のニュースか? “ポスト宮根誠司”めぐり日本テレビと読売テレビが綱引き

  5. 10

    侍Jで待遇格差が浮き彫りに…大谷翔平はもちろん「メジャー組」と「国内組」で大きな隔たり