足元ではコメ値下がりも新たな問題が…加工米が4万トン不足で日本酒業界もピンチ
「インバウンド急増の影響もあり、米菓や米粉の需要が増えている一方で、加工用米の供給は追い付いていません。業界によって要する加工用米の品種や、需給状況は異なるものの、餅やせんべい・あられ、酒などの製品は原料不足に陥る恐れがあります」(コメ加工食品販売団体の関係者)
実際、日本酒製造業界は懸念を強めている。24年産の加工用米については、約7万トンが日本酒造りに用いられるなど、消費量が多い。原料不足のしわ寄せをモロに受けてしまうのだ。
「日本酒製造には酒米(酒造好適米)だけでなく、加工用米も使われ、比較的安価な価格帯の商品には欠くことができません。また、酒米も生産に手間がかかるため、昨年から主食用米に傾く動きがありました。今年も、いずれの原料も供給が細る可能性があり、値上げや生産量減につながりかねません」(日本酒製造業界の関係者)
コメ騒動の余波で、伝統食品が追いつめられている。
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