HTC(我が家) 臼井宏太郎社長(1)介護サービスの全事業所で黒字化を達成

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 1973年2月、大分県日田市生まれ。呉服店を営む両親と、長男の臼井氏、妹、そして弟の5人家族だった。

「地元の市立小学校に通っていたんですが、焼き鳥が好きだったんで、将来は焼き鳥屋になりたいなんて考えていた素朴な少年でした(笑)」

 任天堂のファミリーコンピュータが発売されたのが、83年7月。小5の頃だった。まさにファミコン世代だ。

「親戚のおじさんに買ってもらって、ものすごくハマったのは今でも覚えています。父親が水泳のコーチもやっていて、いきなり海に落とされるなんてスパルタ教育のおかげで、小さい頃から泳ぐのは得意でしたね」

 中学では水泳部のキャプテンも務めた。もっとも、恵まれた家庭環境ではなかった。元ホテルマンだけあって、臼井氏はにこやかに穏やかな口調で語るが、中学の頃には両親が事業に失敗と、むしろ厳しい状況だった。

「妹や弟の面倒も見なければとか、両親にも極力負担をかけないようにとか、子供ながらにあれこれ考えていましたね」

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