ゼンショー創業者・小川賢太郎氏死去で問われる2代目の手腕 父が目指したMMD構想を発展させられるか

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 牛丼市場が飽和状態で、00年代からは積極的に他業態へ進出。02年に「はま寿司」を開発、05年に「なか卯」を、19年に「ジョリーパスタ」、20年に「ココス」の運営会社を子会社化。23年には「ロッテリア」を取得して、バーガー事業に参入した。

 海外では寿司店の拡大が著しい。18年以降、欧米で持ち帰り寿司店を次々と買収し、同業態で約9000店舗を展開する。25年の異物混入事件で「すき家」の客離れが進んだ際も、多角化戦略によりグループ全体への影響は限定的だった。

 だが、すべてが順調なわけではない。12年以降、「マルヤ」や「マルエイ」などの食品スーパーを取得し、小売事業に参入したが、今期第3四半期時点の売上高は584億円で全体の6%にとどまる。同事業は前期に続き赤字だ。

「原料調達から販売までを一貫して手掛ける『MMD(マス・マーチャンダイジング・システム)』構想の一環だが、外食の規模に比べ小売りの規模は小さく、相乗効果は限定的。小規模チェーンが乱立し、認知度不足から規模拡大につながっていない」(流通業界関係者)

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