米価暴落で2年後「コメ騒動」再来危機…専門家は「備蓄米の買い戻しが急務」と警鐘

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■離農ラッシュ&イラン情勢で収穫量急減

 ただでさえ、生産者は長年コメを安く買い叩かれ、疲弊している。

「米価急落でトドメを刺され、離農が続出する可能性があります。昨年のコメ騒動での米価高騰を見て設備投資をした生産者もいますが、それがアダとなり雪崩を打って倒産することも考えられます」(常本泰志氏)

 そのうえ、収束が見通せないイラン情勢の影響も重くのしかかる。

「農薬や肥料の価格が顕著に上昇しており、このままでは生産者が使用量を節約せざるを得ません。小規模の兼業農家などは、確保のめどが立たないケースも見られます。私の見立てですが、27年度産米は、面積あたりの収穫量が国内全体で従来より5~10%は減少するでしょう。作り手が減っていればなおさら、コメの供給量はガクッと落ち込む。確かにいまはコメが余っていますが、対応を誤れば一転してコメ不足に陥りかねない。早ければ再来年には、再びコメ騒動に見舞われる可能性があるのです」(常本泰志氏)

 コメが安くなれば、消費者はありがたい。しかし、生産者が脱落して生産が滞ってしまえば、元も子もない。

  ◇  ◇  ◇

 高市政権のコメ政策は正しかったのか、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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