東京・大井町、OIMACHI TRACKSと対照的な東小路飲食店街、商店街理事長が直面する2つの問題
「安く店を出せる時代はとっくに終わりました」
そんな中、長年親しまれてきた老舗洋食店「ブルドック」が、老朽化に伴う改修のため休業していたところ、近隣火災のもらい火で被災。路地が狭く、重機が入れないこともあり、東小路を出てすぐのところに移転したが、その背景には、将来的な再開発で建物が取り壊されることへの懸念もあったとされる。
街の将来に目を向けると、ほかの店主からも不安の声が聞かれた。
「再開発に関係あるのかは分かりませんが、周辺の土地がどんどん買われているみたいで、とんでもない額だと聞きます。脅威ですよ。私は借家なので、土地の売買や建て替えの話が進んでも、どうすることもできない。このあたりが地元だから、強い思い入れがあるんですけどね……」(立ち飲みバーの店主)
長年この地に根を張るスナックのママも、古い街ならではの苦労を明かす。
「道路は傷んで、路地の一部が陥没することもある。ネズミ対策も大変で、トラックスとはえらい違いよ(笑)。それなのに街全体がにぎわっていることで賃料が上がり、狭い区画でも月30万円ほどになるケースもあるようです。古い路地だから安く店を出せる時代はとっくに終わりました。再開発? されるって話もあるけど、どうなんですかねぇ」


















