明治、武内製薬、第一三共…プロテイン値上げが相次ぐ背景 “痩せ薬”の急速普及も一因に
「世界的なフィットネス人口の増加と消費者による認識の変化が要因。本来、スポーツ選手やボディービルダーが筋肉増強のために摂取するものだったが、『健康』のイメージを持たれるようになり、あまり運動しない人も買うようになった。肉食文化の米国ではタンパク質が足りているにもかかわらず、一種のブームと化している。プロテイン入りコーヒーも登場した」(食品メーカー関係者)
国内でもヨーグルト「オイコス」などのプロテイン入り食品が話題となり、含有量をアピールする商品が増えている。
意外な「痩せ薬」の普及も需要拡大の一因とされる。今年は食欲抑制などの効果がある肥満症治療薬が痩せ薬として注目を浴び、SNSを通じて「マンジャロ」などの薬が認知されるようになった。だが、こうした薬には筋力低下や抜け毛などの副作用があるとされ、それを防ぐ目的でプロテインを摂取する人が増えている。副作用の防止目的で摂取を促すクリニックも多い。
一般的に商品の需要が伸びると生産量が増え、価格は低下する。だが、プロテインではそうもいかないようだ。


















