維新・松野代表が打ち出した野党大再編「100人結集」の本気度
「年内に民主党だけではなく他の野党まで含めた幅広い結集をしたい」
「(目指す規模は)100人以上。100人の固まりができれば、1回(の衆院選)で過半数を取ることはできる」
維新の党の松野頼久代表が24日に行った会見で、早期の野党再編に言及。「年内」「衆院100人」という具体的な時期と人数を打ち出した。
1強多弱の国会で安倍政権の暴走を止めるには、野党が共闘や再編し、自民党に代わる受け皿をつくることが不可欠だが、今までは何度もうまくいかなかった。しかし、今回は様子が違う。松野氏の指南役になっているのは、剛腕・小沢一郎だからだ。
「松野さんは時々、小沢さんに会ったり、一緒に食事をしたりして、いろんな話を聞いて勉強させてもらっているそうです。何といっても、自民党から現実に政権を奪った経験があるのは小沢さんしかいない。93年の非自民連立政権、09年の民主党政権は、いずれも小沢さんの力があってこそ。寄り合い所帯をどうまとめるのかなど、松野さんは野党再編に向け、小沢さんからいろいろ学びたいと思っているのです」(松野氏側近)