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犯罪心理の専門家に聞く 男たちはなぜ自宅に火を放つのか

 このところ男による自宅放火事件が続いている。今月5日、大分県杵築市で40歳の自衛官が自宅に火をつけて子供4人を焼死させた。動機は妻が見送りにこなかったことに腹を立てたのが原因。自衛官は「妻にかまってほしかった」と供述している。

 同じ日、愛知県春日井市でも76歳の無職の男が自宅に放火して逮捕された。男は「妻に腹が立ち、火をつけた」と容疑を認めている。いずれも衝動的な犯行だ。

 男たちはなぜ、安易に火を放つのか。犯罪心理学が専門の法政大学教授・越智啓太氏が言う。

「そこらのバケツを蹴飛ばすのも家に火をつけるのも、怒りのはけ口を求めての行動で、憤怒や憎悪の強さに大差はありません。火をつけたのはたまたまそこに灯油やライターがあったから。こうした過激な行為に走る人にはいくつかの特徴があります。何かあるとすぐに腹を立てるキレやすい性格と、考えているうちに相手に悪意があると思い込んで怒りが増大すること。そして衝動制御、つまり感情のコントロールができない性格です」

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