五輪ロゴ騒動 シンポジウムで“上級国民”ダンマリの異常事態

公開日:  更新日:

 永井氏は20年五輪エンブレムに関して、「専門家の間では十分わかり合えるんだけど、“一般の国民”にはわかりにくい」と話していたことが、1日の会見で明らかになった。“上級国民”の見解をぜひ話してもらいたかったが、8日のシンポジウムでは冒頭で20分ほど亀倉氏とのエピソードを語り、そそくさと会場を後にした。あまりに不自然な顛末に、報道陣は目が点になっていた。

「シンポジウムでは、『エンブレム取り下げの件には触れない』という暗黙の了解があったようです。亀倉氏はデザイン業界では神様のような存在です。生誕100年という神聖な場で後ろめたい思いもあったのでしょう。また、登壇したデザイナーの中には、取り下げに関して『五輪組織委が責任を取るべきじゃないのか』とこぼす人もいたそうです」(デザイン業界関係者)

 誰もが煮え切らない発言に終始する中、たった一人デザイナー以外で登壇したノンフィクション作家の野地秩嘉氏はこう話していた。

「亀倉さんが今の騒動を目の当たりにしたら、『よし、俺がやろう』と、間違いなく手を挙げるでしょう」

 亀倉氏が今のデザイン業界を見たら、何を思うのだろうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    売り込みは好調も…河野景子“豪邸ローン2億円”の逼迫台所

  2. 2

    劇的試合続くも外国人記者ソッポ…錦織圭はなぜ“不人気”か

  3. 3

    CM中止で加速…NGT48イジメの構図と暴行事件の“犯人”探し

  4. 4

    参院選まで半年…野党共闘を阻む立憲・枝野代表の背信行為

  5. 5

    全豪OPで話題…大坂なおみが“スリム”になった深~い理由

  6. 6

    毎勤不正で新疑惑「数値上昇」の発端は麻生大臣の“大号令”

  7. 7

    NGT48メンバー暴行事件を追及 “敏腕ヲタ記者”の評判と執念

  8. 8

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  9. 9

    NGT暴行事件の黒幕か アイドルハンター“Z軍団”の悪辣手口

  10. 10

    早とちり小池知事…都が鑑定の“バンクシー作品”には型紙が

もっと見る