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米韓は疑いの目…北朝鮮「水爆実験」はやっぱり大ボラか

 北朝鮮の労働新聞は7日、「初の水爆実験完全成功」と題した政府声明を掲載。実験を「民族史的出来事」と大々的に報道。国力と威容が「天に達した」と書いていたが、北朝鮮の水爆実験の信憑性は刻々と低下し、多くの情報機関が疑いの目で見ている。

 韓国の国家情報院は今回の爆発規模はトリニトロトルエン火薬換算で6.0キロトンと推定。これは2013年に実施した3回目の原爆実験の7.9キロトンより規模が小さいとして、水爆説に否定的。日本の原子力工学の専門家も米国が1940~50年代にかけてビキニ環礁で行った水爆実験の15メガトン規模に比べても爆発規模がはるかに小さいと指摘している。

 韓国軍関係者も「規模が小さいことから、水爆実験を行ったとは考えにくい」と懐疑的だ。「水爆なら爆発が小さすぎて失敗したことになる。原爆と水爆の間の段階であるいわゆる強化型原爆としても失敗。原爆なら成功だ」とみる軍関係者もいるという。水爆の前段階の「ブースト型核分裂弾」の可能性が高いと指摘するメディアもある。

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