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87歳が町議に16選…宮城・色麻町は“公務員天国”だった

 先週末に投開票された地方選で、地方議員の最多当選記録が塗り替えられた。宮城県色麻町議選(定員16人)で、無所属現職の田中一寿氏(87)が16選を果たしたのだ。在職期間は全国の町村議で最長の55年9カ月だというから、半世紀超え。ちょっと度を超した高齢多選を許す色麻町はどんな自治体なのか。

 仙台市に隣接し、「河童のふるさと」がキャッチフレーズの色麻町は人口約7000人。主な産業は米作で、典型的な地方の小規模自治体だ。

■町職員給与は平均548万円

 議員報酬は年間約342万円で驚くほどでもないが、目を見張るのが町職員の高給だ。2013年の1人当たり町民所得は196万円に過ぎないのに、2013年度の職員の平均給与は548万円(平均年齢44.2歳)に上る。国家公務員の基本給を100としたときの自治体の基本給の指数であるラスパイレス指数が93.4だから、いかに恵まれた待遇かが分かる。

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