米スティグリッツ教授が安倍首相と黒田総裁に迫ったこと

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【特別寄稿】名古屋大教授・宇沢達氏

 消費税を上げるか上げないか、今議論がなされているところである。安倍首相はノーベル経済学者でコロンビア大学のスティグリッツ教授らから意見を聞き、スティグリッツ教授が「先送りを提言した」と新聞に大々的に報じられたのは記憶に新しいところだ。しかし、こうした「切り取り」報道は偏っている。教授の真意について書いてみたい。

 スティグリッツ教授は私の父親(宇沢弘文東大名誉教授、2014年没)の教え子、研究仲間で、ともに経済成長の問題に取り組んだ。

 その縁で、3月16日、国連大学で開かれた「宇沢弘文メモリアルシンポジウム」にも参加いただいた。安倍首相が教授に面会したのは、ちょうど、このタイミングである。教授は日銀でも講演し、黒田総裁とも話をした。私はずっとご一緒させていただいたので、教授が黒田総裁に何を語ったかも承知している。

 それを紹介する前に、教授が「消費税増税に反対している」との新聞報道があふれた背景には、経済学に対する誤解があるように思う。

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