市vs観光協会の暗闘がもたらした 徳島・阿波おどり破産劇

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 日本の夏を代表するビッグイベント「阿波おどり」がグジャグジャになっている。今月1日、徳島市が主催者の徳島市観光協会の破産手続きを地裁に申し立てたのだ。

 阿波おどりの累積債務が4億3600万円に達したことが明らかになったのは昨年8月だった。地元の町村がバラバラに実施していた踊りを1972年に統合。桟敷席を設営し、シャトルバスを走らせるなどして大規模化したが、83年から赤字が出始めた。

 市はこの借金を損失補償してきた。市は観光協会を破産させ、同時に新たな運営組織を発足させてこの夏の阿波おどりを開催するという。協会を締め出したことになる。

 その裏に見え隠れするのが人間関係の軋轢だ。16年に遠藤彰良市長が観光協会の近藤宏章会長に辞任を迫ったため、昨年、近藤会長が市長を公務員職権乱用罪などで告訴。このときの会話がユーチューブにアップされるなどスッタモンダが続いた。地元関係者が言う。

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