• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

塩水港製糖・久野修慈会長<3>築地トップの荷受会社に就職

 書生生活をやめ、政治家を目指そうとした久野氏。自民党学生部にも入っていた。だが、猛反対する者が現れる。母親である。

「商人の家に生まれ育ったおふくろは大の政治家嫌い。あんな連中はろくでなしだというんです。おまえはちゃんと就職しなければダメだと」

 いとこの中に、大蔵省幹部がいた。そのいとこが次々に、就職先を持ってくるようになった。

「おふくろが頼んだんです。でも、紹介されるのは銀行や証券会社ばかり。私は大ざっぱな人間ですから、とても勤まらないと思った。とはいっても、おふくろを悲しませるのもイヤだったので、政治家への夢はいったん置いて、サラリーマンになることにしました。いずれにしろ、腰かけのつもりでしたが……」

 就職先として最後に紹介されたのが大都魚類という会社だった。水産物の委託販売を行う荷受会社で、当時、築地市場でトップの売り上げを誇っていた。とりあえず、母を安心させるために、同社に入社することにした。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  2. 2

    台湾4割スラッガー王柏融めぐり 巨人vs阪神で争奪戦勃発

  3. 3

    アマ競技で多発する不祥事 機能不全のJOCに解決できるのか

  4. 4

    屈辱の本拠地負け越し…巨人が東京ドーム嫌いになったワケ

  5. 5

    花田家は崩壊寸前…貴乃花親方は協会批判し妻は見舞い拒否

  6. 6

    K-POPガールズ空前のブーム レコード会社熾烈争奪戦の行方

  7. 7

    “元彼”と同時引退? 幻に消えた安室奈美恵の「再婚」報道

  8. 8

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  9. 9

    ベンチの焦りが選手に伝染 今季巨人のBクラス争いは必然

  10. 10

    狙われる関ジャニ∞…錦戸&大倉“ベッド写真”流出の裏事情

もっと見る