有森隆
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有森隆ジャーナリスト

 30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし、取材・執筆活動中。「カルロス・ゴーン『経営神話』の自壊」(「月刊現代」2004年9月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号=最終号)などを執筆。ゴーン会長の欺瞞性を鋭い筆致でえぐり出した。この仕事ぶりが、今、再び脚光を浴びている。

JAL倒産<下>稲盛和夫会長「日航は八百屋も経営できず」

公開日:

 国土交通相の前原誠司が日本航空(JAL)再生の切り札として白羽の矢を立てたのは、京セラ名誉会長の稲盛和夫だった。前原の選挙区は京都。京セラは京都を代表するハイテク企業のひとつだ。地縁もあって稲盛は長らく前原を支援してきた。

 前原は「文芸春秋」(2016年新年特別号)に「日本航空破綻 稲盛さんも呆れた無責任体質」を寄稿した。

〈(稲盛にJAL会長就任を2009年)10月から2度お願いしていたのですが、けんもほろろに断られていた。ただ、断りながらも日本航空の状況を聞いてこられ、興味が全くないわけでもなさそうでした。そして12月、メガバンクの頭取3人の合意を取り付け後に会いに行くと、「法的整理をするのならCEOを受ける」と仰ってくださった〉

“倒産”という最悪の事態になってもJALの意識は変わらなかった、と前原は言及した。

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