安倍首相が総裁選で獲得 地方票「55%」の怪しいカラクリ

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 20日の自民党総裁選で、安倍首相が獲得した地方票の数字に注目が集まっている。

 全国の党員・党友が投票する地方票(405票)のうち、安倍首相は55.3%にあたる224票を獲得し、目標ラインとしていた「55%」をギリギリ死守。地方に強いとされる石破元幹事長が2012年の総裁選で獲得した地方票が55%だったことから設定された数値だが、5人が立候補した中で55%を集めた石破氏とは事情が違う。

「一騎打ちで現職が半分ちょっとしか取れないなんて、党員からの不人気が浮き彫りになった。今回、党員の投票率が61.74%でした。そのうちの55%だから、党員全体の3割からしか支持されなかった計算です」(自民党ベテラン職員)

■「ひとりで大量投票しているケースもある」

 自民党の規程によれば、党員票の投票資格を持つのは、「20歳以上で、前年まで2年連続で原則年額4000円の党費を納めた人」。今回は特例で党員資格が「18歳以上」に引き下げられ、党費も17年に納めていればOKとなった。これで投票資格のある党員がおよそ16万人増え、支援団体の会員である党友と合わせて、総裁選の有権者は約104万人だった。

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