新経営計画「日産180」で見せたルノーCEO就任への野心

公開日:

「日産リバイバルプラン(NRP)」が一段落した2002年2月、日産自動車は「サプライヤーミーティング」を開催。挨拶に立ったカルロス・ゴーンはNRPを同年3月に1年前倒しで完了すると同時に、新しい中期経営計画「日産180(ワンエイティー)」をスタートすると宣言した。

 目標は「04年度末までに世界販売台数を01年度比で100万台増の360万台へ」「売上高営業利益率を8%に」「有利子負債を0に」の3つ。

 ゴーンはNRPでの自分の評価が「再建屋」であることに不満を持っており、「成長計画を軌道に乗せる手腕があることを証明したがっていた」(当時の日産関係者)という。なぜか。

「ゴーンの目標はルノーでの最高経営責任者(CEO)昇格。そのためには単なる再建屋ではないとアピールする必要があった」(前出の関係者)のだ。彼の「野心」のための計画は、驚くべきものだった。ミーティングに集まったサプライヤー(部品メーカー)は、続くゴーンの言葉に震え上がる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    伊集院静氏が指摘 今の65歳から80歳が日本をダメにした

  2. 2

    小橋健太さんが明かす 先輩レスラーたちの凄まじい飲み方

  3. 3

    13勝左腕ガルシアと破談…怒り心頭の中日が疑う“巨人の影”

  4. 4

    フジ月9「SUITS」 視聴率“2ケタ死守”ほぼ確定も残る不安

  5. 5

    鳥谷は4億で大山は微増の3000万 若虎たちの嘆きを聞け 

  6. 6

    数字残して当たり前…阪神FA西に浴びせられるドギツい洗礼

  7. 7

    中日から強奪は“吉”か 虎入り確実ガルシアに3つの懸念材料

  8. 8

    M4~5級が異例頻発…南海トラフ地震「1~2年後」と専門家

  9. 9

    月9「SUITS」で高評価 鈴木保奈美の豪華衣装と着こなし方

  10. 10

    掛布氏と岡田氏は会話せず…阪神OB会に漂った微妙な空気

もっと見る