大阪入管が嫌がらせか 辺野古反対の日系米国人を2時間尋問
安倍政権による嫌がらせじゃないのか? 辺野古基地新設の中止を米国政府に求める請願署名の発起人となったハワイ在住の日系4世、ロブ・カジワラさん(32)。19日午後、関西国際空港から入国する際、大阪入国管理局関西空港支局によって2時間近く不当に拘束されていたことが分かった。
本人が20日、ツイッターなどで明らかにした。
カジワラさんは、超党派の国会議員との面談や記者会見等のため来日。関空経由で羽田空港に向かう予定だったが、入国審査での際に別室に連れていかれ、入国目的や参加するイベントに関して執拗な尋問を受けた。事情を知った照屋寛徳衆院議員が大阪入管に電話したことで解放されたという。
カジワラさんは「署名活動に対する嫌がらせと、私の気持ちをくじく狙いがあると思った」と語った。
嘆願署名は現在21万筆以上が集まり、米政府も正式に対応を検討することが決まっている。