エーザイは新薬を断念 認知症の発病と企業不祥事の類似点

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 大手製薬会社のエーザイは、米国のバイオジェンと共同開発していた認知症薬「アデュカヌマブ」の開発を中止した。認知症で最も多いアルツハイマー型の治療薬は現在、エーザイが開発したアリセプトをはじめ、レミニール、リバスチグミンパッチ、メマリーの4種類が発売使用されている。しかし、いずれも病気の進行は抑えられるが、飲み続けるうちに効果が薄れてくることが指摘されている。

 アデュカヌマブは、認知症を根本から治療する薬として期待されていた。治験の第Ⅲ相試験まで進み、実用化まで最終段階にきていた薬がなぜ、開発中止になったのか。

「アルツハイマー型認知症は、原因物質といわれるアミロイドベータ(Aβ)が、脳内の神経伝達物質のアセチルコリンを減少させることから発症します。アリセプトは、Aβがたまった後に、アセチルコリンを増やし病気の進行を遅らせることを目的とした薬です。しかし、アデュカヌマブはAβが発生、蓄積する初期の段階の除去を目的とした治療薬でした」(エーザイPR部)

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