英語民間試験 全国5200高校「先が見通せない混乱」と悲鳴

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 総スカンだ。センター試験に代わって2020年度から始まる大学入学共通テストの英語民間試験。全国の国公私立高校計約5200校で構成される全国高等学校長協会は25日、「先が見通せない混乱状態」として、不安を解消するよう文部科学省宛ての要望書を提出した。

 高校の現場からは実施見送りの声が高まっている中、「不安解消」の要望はやや“甘噛み”ではあるが、高校校長協会が文科省に異議を唱えるのは異例中の異例だ。

 英語民間試験をめぐっては、東大や東北大など複数の大学が必須から外したり、不参加を決めている。6月には大学関係者が利用中止を求める国会請願を提出。今月2日には、実施団体のひとつだった「TOEIC」が離脱を表明した。

 大学、実施団体に続いて、高校からの異論で、すべての当事者から「待った」がかかった格好だ。

 安倍首相は元ハンセン病患者の家族への賠償を国に命じた熊本地裁判決の控訴を見送った。英語民間試験の実施についても、政治決断できないものか。受験生を愚策の実験台にしてはいけない。

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