「桜を見る会」追及 立憲・安住氏の猛攻勢に官邸タジタジ
支持率の下落に焦る政府は早く幕引きしたいだろうが、「桜を見る会」をめぐる疑惑追及は、まだまだ終わらない。野党は追及チームを「追及本部」に格上げし、25日初会合を開いた。立憲、国民、共産、社民に加え、新たに、れいわ新選組や無所属議員なども参加。陣容は7倍の76人に拡大し、テーマごとに分業して調査に当たる。
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追及本部は、安倍首相の地元を調べる「山口・下関」班、「昭恵夫人」班、招待者の「名簿」班、法的問題を検証する「法務」班など8班から構成。初会合後、名簿班はさっそく名簿破棄に使われたという大型シュレッダーを視察に内閣府を訪れたが、「予約でいっぱい」と拒否された。
だが、そんな逃げ口上がいつまで通用するのか。追及本部は、12月9日で臨時国会が閉じた後も調査を続ける方針だ。