小林節
著者のコラム一覧
小林節慶応大名誉教授

1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著)

「賭博」の説明を避けた横浜統合リゾート・エキスポの欺瞞

公開日: 更新日:

 1月29日に横浜で開催された「統合リゾート(IR)産業展」に行ってみた。要するに、山下埠頭にカジノ「賭博」を誘致したい横浜市と、そこに参入して利益を得たい業者が一堂に会して、バラ色の「夢」を拡散しようとするお祭り騒ぎであった。

 私は、世界の各地でカジノで成功した3業者の英語でのプレゼンテーションを興味深く聴いた。ギャラクシー(モナコとマカオ)とゲンティン(シンガポール)、サンズ(ラスベガスとシンガポール)である。皆一様に、資金力、実績、地域貢献を強調していた。ところが、最大の収益部門であるカジノの実態には全く触れなかった。

 わびしい漁村(モナコ)、海辺の未開の湿地(シンガポール)、植民地貿易港(マカオ)を開発し、立派な観光+国際会議施設を造り、一流の「おもてなし」を提供している。その結果、地元にたくさんの雇用と取引と税金が生じた……と、素晴らしい話ばかりである。

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