姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

ひめだ・こなつ 上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。中国ウオッチは25年超、うち約15年を上海で過ごす。中国、アジアを現地取材、日本でも各地を回りインバウンドがもたらす変化を追う。著書に「インバウンドの罠」(時事通信出版局)他。「ダイヤモンド・オンライン」などでコラムを連載中。アジア・ビズ・フォーラム主宰。

厳重すぎる都市封鎖 自宅に戻るにも“合い言葉”で本人確認

公開日: 更新日:

 延長された春節明けの2月10日に上海は封鎖宣言をした。終息の見通しは甘かった。この日までに封鎖された都市は武漢市の他、北京、深圳も加え80都市(ボイス・オブ・アメリカ=公式発表はなし)に上るともいわれている。

 封鎖によって、自治体間の人の出入りが禁止されたのみならず、自宅からの外出も厳重に管理されるようになった。中国では複数の集合住宅をひとくくりにした「小区」という単位で住民管理が行われているが、住民や車が出入りするゲートでは想像を絶するような通行規制が行われている。検温はもちろん、通行証の携帯は必須。最近は「開けゴマ」よろしく、住人にしかわからない「本日の合言葉」で本人確認をする小区もある。

 集合住宅前のゲートで「おまえはどこの者か!」といきなり怒鳴りつけられた初老の男性が、「わしはここの住人だ」と言うと「合言葉を言ってみろ」と畳み掛けられる。「ウイルス防衛、警備員さん、お疲れさま」。体を折るようにしてペコペコして合言葉を唱えた男性は事なきを得た。

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