大阪維新府議がコロナ感染で“優先入院”!上級国民優遇か
〈ある国会議員秘書の方から「電話がつながらない、保健所はもっと仕事をしろ、早く入院させろ」とお叱りの電話。もちろん保健所は対応しなければなりませんが、国の政策で保健所も職員も減らされてきたのに…と思うと、政治って誰のため、何のためにやっているのかと悲しくなりました。〉
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■国会議員秘書から保健所に圧力
5月8日、大阪府関係職員労働組合(府職労)の公式ツイッターに「保健師の声」が投稿された。いったい、現場で何が起きているのか。府職労の小松康則委員長がこう言う。
「府議の関係者から本庁を通じて『早くしろ』とか『早く教えろ』と圧力がかかるケースは複数あると聞いています。ただでさえ現場は忙しくて疲弊しているのに、無理な要求をされて、精神的にも相当追い詰められています。勤務状況も去年から残業、休日出勤、夜中の携帯電話の対応など、1年経っても何も改善されていないどころか、ひどくなっています」